中学受験

中学受験ではどの学校を受ける? 東京都内の共学校【国公立編】

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中学受験で一番不安が大きくなるのは、受験から入学、卒業までの費用ではないでしょうか?
難関大学への進学を目指して、有名私立大学に入りたい。でも費用が高くて・・・とお悩みを抱えている親御さんも多いでしょう。

しかし、難関大学への進学を目指した中学受験の対象は、何も私立の中高一貫校だけではありません。
ここでは進学率も高い、都内の国公立中高一貫校をご紹介します。

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筑波大学付属中学校

所在地 東京都文京区大塚1丁目9-1
創立年 明治5年(1872年)師範学校として創設
中学受験 国立 筑波大付属

筑波大学 東京キャンパス

筑波大学付属中学校は、その名のとおり国立筑波大学の付属校です。筑波大学は、小学校~中学校~高等学校と付属校を設けています。

中学入学者は、筑波大学付属高等学校への内部進学がありますが、全員がそのまま進学できるわけではありません。また、筑波大学への内部進学枠はありません。
一方で、筑波大学付属高等学校の卒業生は、。東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学といった首都圏の難関大学に多数合格しています。

筑波大学付属中学校の校訓

「強く、正しく、朗らかに」

筑波大学付属中学校における教育の原点となっている校訓です。
また、「育てたい資質」として以下のものが挙げられています。

  1. 自主自律の精神
  2. 強い意志とたくましい実践力
  3. 積極的な創意と探究心
  4. 広い視野に立つ正しい判断力
  5. 明朗率直で誠実な態度
  6. 集団生活における協力と責任
  7. 人間愛にもとづく思いやりの心

筑波大学付属中学校の特色

筑波大学附属中学校に入学する生徒は、一学年205名いるのに対し、附属小学校からの入学者が約135名、附属小学校以外からの入学者が約70名となっており、大半は附属小学校から入学していることがわかります。

筑波大学付属中学校の公式サイトには、【本校の使命】として、以下の内容が掲載されています。

本校は、筑波大学附属の中学校で、小学校における教育の基礎の上に、心身の発達に応じて中等普通教育を行うとともに、筑波大学における生徒の教育に関する研究に協力し、かつ筑波大学の計画に従い、学生の教育実習の実施にあたる使命をもっています。

筑波大学の前身は東京教育大学、もともとは日本で最初に設立された師範学校「東京師範学校」でした。
ここでは教育の研究が行われており、この筑波大学付属校も、そんな筑波大学の教育研究に関する計画に従う、という意味です。

お茶の水女子大学付属中学校

所在地 東京都文京区大塚2丁目1-1
創立年 明治15年(1882年)東京女子師範学校付属高等学校が創設。昭和22年(1947年)新学制に従って、東京女子高等師範学校付属中学校に。
中学受験 国立 お茶の水女子大付属

お茶の水女子大学

国立お茶の水女子大学の付属校ですが、付属幼稚園(こども園)、小学校、中学校は男女共学です。付属の高等学校は女子校となっています(国立大学付属の中で唯一の女子校)。
また、幼稚園から高校までは内部進学があります。

お茶の水女子大学付属中学校の教育目標

自主自律の精神をもち、広い視野に立って行動する生徒を育成する。

筑波大学と同様、お茶の水女子大学附属中学校も、教育研究の場でもあります。
その中で、自分の考えを持ち、他者との協力関係を築くことができる生徒を育成すると掲げています。

お茶の水女子大学付属中学校の特色

お茶の水女子大学付属中学校では、「指導の重点」として、以下の項目と内容を挙げています。

1. 学習指導

  • 基礎的・基本的な学力の充実をはかる。
  • 個に応じた、個性を生かす教育を目指す。

2. 生活指導

  • 基本的な生活習慣の定着をはかる。
  • 自主性を伸ばし、自治の意識を高める。

3. 進路指導

  • 将来を見通し、自己の向上に努めながら、個性を生かす進路を選び、社会に貢献しようとする態度を養う。

※お茶の水女子大学付属中学校 公式ホームページより

中学校からの入学だけではなく、付属の幼稚園~小学校からの内部進学もあるお茶の水女子大学付属中学校。中学受験のみならず、幼稚園受験から志望者が多い、難関校です。

東京都立小石川中等教育学校

所在地 東京都文京区本駒込2丁目29-29
創立年 大正7年(1918年)東京府立第五中学校として創立
初代校長 伊藤長七
中学受験 公立 小石川中等学校

小石川一丁目交差点からすぐ

筑波大学付属、お茶の水女子大学付属と異なり、小石川中等教育学校は大学の付属校ではありません。
もともとは小石川高等学校から、2006年に中学校が開校され中高一貫校化されました。2011年には高校が閉校、現在は中等教育学校のみとなっています。

ただし、一般的な「中学校」とは異なり、「中等教育学校」として6学年制を敷いています。つまり、実質的には中高一貫校です。

小石川中等教育学校の卒業生は、大学受験においては東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学をはじめ、全国の難関大学に進学しています。

小石川中等教育学校の教育目標

立志・開拓・創作

東京府立第五中学校の初代校長である、伊藤長七氏が説いたと「自ら志を立て、自分が進む道を自ら切り拓き、新しい文化を創り出す」という言葉が基になっています。

小石川中等教育学校の特色

小石川中等教育学校は、「小石川教養主義」の伝統を引き継ぎ、独自の理数教育を行いながら、全ての教科・科目において、大学受験のためだけではない高いレベルの教養を身につける教育が行われています。

また、「スーパーサイエンスハイスクール」や、グローバル人材の育成の取り組み、職場体験などのキャリア教育など、ほかの中学校では得られないハイテクノロジーの技術や外国人や外国の文化に触れ合い、視野を広げられるような取り組みも行われています。

東京都立両国高等学校附属中学校

所在地 東京都墨田区江東橋1丁目7-1
創立年 明治34年(1901年)東京府第一中学校の分校が「東京府第三中学校」と改称され、この東京府第三中学校が前身
初代校長 八田三喜
中学受験 公立 両国

最寄りの錦糸町駅

東京府第三中学校が戦後に東京都立両国高等学校となり、平成18年(2006年)に付属中学校が開校されて、現在に至ります。
都立の中高一貫校の中でも高い人気を誇り、多くの卒業生が首都圏の難関大学へ進学しています。

東京都立両国高等学校附属中学校の校訓

自立自修

「自ら考え学ぶ生徒、高い志と使命感をもった生徒、健康で明朗な生徒」を育成する、という教育目標のもと、質の高い教育活動を展開することを、学校経営計画として挙げているのが、両国高等学校付属中学校です。

東京都立両国高等学校附属中学校の特色

両国高等学校附属中学校では、「特色ある教育活動」として、以下の3点を挙げています。

  • すべての知的活動の基盤である国語力の育成
  • 英語によるコミュニケーション能力の育成
  • 理科・数学教育の充実

単に国語という科目を強化するのではなく、国語力そのものを育成し、論理的に考え、豊かに表現する力を養うことを掲げています。
府立三中時代には芥川龍之介や堀辰雄といった著名作家を輩出しており、その伝統が現在の両国高等学校と附属中学校にも受け継がれていると言えるでしょう。

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