中学受験

中学受験ではどの学校を受ける? 東京都内の共学校【私立編】

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中学受験を控えている家庭では、どの学校を受けるべきか、いろんな悩みを抱えているでしょう。

私立か国公立か、付属校かそうではないか・・・中学受験では、たくさんの選択肢があります。
そこで、都内の共学中学校の中でも、私立トップクラスの学校の特色などをご紹介します。

中学受験 都内 共学 私立

渋谷教育学園渋谷中学校

所在地 東京都渋谷区渋谷1丁目21-18
創立年 大正13年(1924年)に中央女学校として開校
創立者 小池茂實
中学受験 渋谷教育学園 宮下公園

JR渋谷駅から宮下公園交差点を抜けてすぐ

渋谷教育学園渋谷中学校は、もともと女子校として創立され、平成8年(1996年)に現在の共学・完全中高一貫校となりました。

東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京工業大学、一橋大学など、難関大学合格を目指す学生が多い、共学校の中でもトップクラスの進学校です。

渋谷教育学園の教育理念

渋谷教育学園では、以下の教育理念のもと、高い倫理観や責任感、主体的な考えや行動を推進しています。

教育理念① 「自調自考」の力を伸ばす

「自らの手で調べ、自らの頭で考える」という、渋谷教育学園の基本目標です。
21世紀を生き抜くために、自分で調べ、考え、正しいかどうかを判断する。そうして責任ある行動を取ることができる人間を育成します。

教育理念② 国際人としての資質を養う

渋谷教育学園は、外国人教師による少人数英語教育、オーストラリアやアメリカ、イギリスなどへの海外研修を行っています。世界に目を向け、国際的視野を持つ人間を育てます。

教育理念③ 高い倫理感を育てる

国際化、多様化が進み、「嘘をつかない」「思いやりがある」ということが大切になるなかで、
自分を律する心を養い、人のために役に立ちたいと思う人間を育みます。

渋谷教育学園の特色

渋谷教育学園では、大学などで取り入れられている「シラバス」をもとに教育カリキュラムが生成されています。

シラバスを活用した中高一貫教育により、今何を学んでいて、何につながるのかを明確に理解して教育を受けることにより、目的意識が定まり、学習効果が上がると考えられています。

広尾学園中学校

所在地 東京都港区南麻布5丁目1-14
創立年 大正7年(1918年)順心女学校として開校
創立者 板垣絹子
中学受験 都内 共学 広尾学園

広尾交差点から見える広尾学園

平成19年(2007年)に順心女子中学校・高等学校から共学化され、広尾学園中学校・高等学校に改称。
現在では東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学など、難関大学への進学率が向上しています。

広尾学園の校訓

「自律」と「共生」

広尾学園のカリキュラムには「本科コース」「インターナショナルコース」「医進・サイエンスコース」があり、3つのコースそれぞれが自律し、かつ共生していると田邊裕校長は教育専門サイトのインタビューで説明しています。

広尾学園の特色

広尾学園の特色の一つが、「キャリア教育」です。
その一環として、日本で有名な企業や人物の講演会が行われています。
一部をご紹介すると、

  • 前Apple日本法人社長・前刀禎明氏
  • 元Google日本代表・村上憲郎氏
  • 字幕翻訳家・戸田奈津子氏
  • Evernote日本ジェネラル・マネージャーの井上健氏

など、名高い方の講演会が毎年のように行われています。
また、有名な大学の研究室を訪問することや、DNA鑑定講座など、一般的な中学校では味わえないような貴重な体験をすることができる中学校です。

学校内にはサイエンスラボやカフェ、図書館、太陽光システムといった施設があり、私立中学校の中でも施設の充実さが分かります。

慶応義塾中等部

所在地 東京都港区三田2丁目17-10
創立年 昭和22年(1947年)新制の中等部
創立者 福澤諭吉(慶應義塾)
中学受験 共学 慶應義塾

慶應義塾大学 三田校舎

小学校(幼稚舎)~中学~高校~大学~大学院までの「一貫教育校」である、慶應義塾の中等部です。
「一貫教育校」であるため、小学校(幼稚舎)からの内部進学者がおり、その数によって中学受験の募集定員は変わるようです。

慶應義塾中等部の卒業生は、慶應義塾高校、慶應義塾女子校をはじめ、関連校へ進学することが多く、また大学も慶應義塾大学への内部進学が可能となります。

慶應義塾中等部の教育理念

「自立した個人を育む、自由な教育」

慶應義塾中等部には、自立した人間を育てるために、“べからず式”の細かい校則は設け得られていません。制服もなく、式典や校外での活動以外は、指定バッジのみ付けていればOKです。
一方で、生徒には常に自分で考え、自主的に行動することが求められます。それが慶應義塾中等部にとっての「自由な教育」です。

慶應義塾中等部の特色

慶應義塾中等部では、以下を“教育の3本柱”としています。

  • 学業
  • 学校行事
  • 校友会活動(クラブ活動)

校内での授業はもちろん、学校行事や校友会(クラブ)活動を通じて、さまざまな教養と経験を得て、社会に出て生き抜いていくための力を身につけるための3本柱となっています。

早稲田実業学校中等部

所在地 東京都国分寺市本町1丁目2-1
創立年 明治34年(1901年)
創立者 大隈重信
中学受験 都内 共学 早稲田実業

早稲田実業学校

“私学の雄”早稲田大学の系列校としてスタートした早稲田実業学校の中等部。
小中高の一貫教育を行っていますが、初等部(小学校)・中等部・高等部それぞれから入学を受け付ける、併設混合型中高一貫校という形をとっています。

卒業者は高等部を経て、ほとんどの生徒は早稲田大学への推薦入学を果たしています。
また、甲子園出場経験が豊富な野球部をはじめ、スポーツ活動が盛んな学校としても知られています。

早稲田実業学校の教育方針

「豊かな個性と高い学力と苦難に打ち勝つたくましい精神力を兼ね備えた人物」を育成すること

を教育方針としている早稲田実業学校では、これを実現するために、以下の「校是」と「校訓」を掲げています。

早稲田実業学校の校是:「去華就実」

公式サイトによれば、校是については

「去華就実」とは、「華やかなものを去り、実に就く」ことです。これは「実業」の精神を育てるということであり、同時に、社会に多くの貢献をなしうる人格の育成をめざしています。

とあります。

早稲田実業学校の校訓:「三敬主義」

「他を敬し、己を敬し、事物を敬す」

こちらも公式サイトによると、次のような意味を持っているということです。

「敬の気持ちをもって他人に対すれば礼となって和の徳を生じ、己に対すれば自重自立となる。また机上の雑務から一国の政治まで、すべて敬をもって扱えば、事物はその性能を発揮して久しく耐え得る」

早稲田実業学校の特色

早稲田実業学校では、ローバル教育に力を入れており、海外研修やドイツ語の学習など、グローバル人材を育成する部分にも取り組まれていることがわかります。

カリキュラムの内容をもとに、豊かな感性を育み、活発なクラブ活動を通して強い精神力や強い体を養う取り組みを行っています。


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