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中学生に望ましい食生活は?無理なダイエットは禁物

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小学校を終え、中学校に通うようになったお子様を持つ家庭では、多感な時期であるこの中学生活の中で、お子様のことに気をもむことも多いことでしょう。

特に、中学校2年生では、「中2病」という言葉があるように、様々な悩みを抱えたり、身勝手な行動をとったりしがちな時期です。

このような多感な時期を迎える中学生は、周りの目を気にしてダイエットをする子や、逆にストレスなどから過食になってしまう子など様々です。

今回は、そのような中学生を抱える方に向けて、中学生に必要な栄養素や量、ダイエットが子供の成長に与える影響などをご紹介していきます。

中学生 食生活

中学生に必要な栄養素は

中学生に必要な栄養素として、文部科学省の調査によると、中学生にあたる12歳から14歳までの1日当たりに必要なエネルギーや栄養素は以下のようになっています。

  • 男子:エネルギー2,500kcal、脂肪20~30%、たんぱく質60g
  • 女子:エネルギー2,250kcal、脂肪20~30%、たんぱく質55g

カレー

1日の食事の例としては、以下のように挙げられています。

  • 朝:トースト・紅茶
  • 昼:麦ごはん・アユの塩焼き・ごまあえ・白玉汁・トマト・牛乳
  • 夜:カレーライス

このような1日の食事が望ましいとされており、ビタミンやたんぱく質など、栄養バランスのとれた食事が必要です。

栄養素の種類

栄養素の種類としては、以下の様な部分も抑えておくと良いでしょう。

主に体の組織をつくってくれるもの

  • 魚・肉・卵・豆・豆製品
    納豆や焼き魚、豆腐などがそれらにあたります。
  • 牛乳・小魚・海藻
    カルシウムを多く含む食品がこれらにあたります。

主に体の調子を整えてくれるもの

  • 緑黄色野菜
    ブロッコリー・人参・ほうれん草・ピーマンやトマトなどが当てはまります。
  • その他の野菜や果物
    レモン・大根・白菜・キャベツやイチゴ、リンゴなども当てはまります。

中学生 栄養バランス

主にエネルギーになるもの

  • 穀類・いも類・砂糖
    サツマイモやジャガイモ、お米などもこれに当てはまります。
  • 油脂
    マヨネーズやバター、ごま油やサラダ油などもこれに当てはまります。

これらの栄養素を含んだ食品を理解し、バランス良く食べることで、中学生の体の成長にも良い影響を与えるでしょう。

中学生の間食や夜食について

中学生時代には夜食や間食といった、通常の食事以外の時間に何かを食べるという時間が、小学生の時よりも多くなった経験はないでしょうか。

中学生は、間食や夜食でどのようなものを食べているのでしょうか。
先ほどと同じく文部科学省の資料によると、間食や夜食で食べられるものに多いのは以下のようなものがあるようです。

  • スナック菓子
  • チョコレート菓子
  • アイスクリーム
  • 菓子パン

このように、高カロリーのものが多く、食事をおろそかにして、間食や夜食でたくさん食べるという子もいるようです。

中学生 夜食

間食や夜食が中心になると、食事をする時間や量、栄養バランスが悪くなり、成長期である中学生時代に体に悪い影響を及ぼしてしまう可能性があります。

このような間食や夜食をしないようにすることは難しいですが、量や質を変えることはできるでしょう。

中学生とダイエット

体重を減らす努力をしている中学生の割合

文部科学省の資料によると、体重が気になり、減らすように努力をしている、もしくはしたいと思っている男子が全体の2割となっており、女子は7割がそのように感じているようです。

実際に行動に移した率でみると、男子は1割、女子は2割の子がダイエットの経験があると答えています。

中学生のころは、他人の目も気になり、特に異性の目線が気になるところではありますが、ダイエットをして体重を減らすという行為は成長期に当たる中学生にとってどのような影響を与えるのでしょうか。

ダイエットが中学生に与える影響

ダイエットは、中学生にとって望ましい行為なのでしょうか。
結論からお伝えすると、中学生にとってダイエットは望ましくない行為と言えます。

その理由としては、中学生時代は体が成長している途中の時期となるため、必要な栄養素やエネルギーが足りない場合には、体の成長を止めるとともに健康な体を維持できなくなる可能性もあります。

中学生 ダイエット

女子に至っては、特に貧血や月経不順、無月経や将来的には骨粗しょう症になるなどの可能性が生まれます。

一時的にスマートに見えても、先々病気になってしまうと健康的な体に見えず、異性から見ても同性から見ても美しい体とは言えないものになってしまいます。

もちろん、ダイエットをしたからと言って100%そのような結果になるとは言い切れません。

が、少なくとも、ダイエットをするよりは成長期の体にふさわしい栄養素やエネルギーをとることによって、健康的な体を維持することが出来ます。

体だけでなく脳にも影響が?

ダイエットは、中学生の体だけでなく、脳にも悪影響を及ぼす可能性があります。
糖質制限などのダイエットをした場合、脂肪が減ってしまい、女性ホルモンのバランスが崩れることで睡眠障害を引き起こし、鬱などの症状につながる可能性があります。

特に女性は見た目の美しさや細さへの憧れから、中学生のころから食事を制限してダイエットをする人がいますが、そのような行為は自分自身の体だけではなく、脳へも影響を与えてしまう可能性があることを理解しておきましょう。

これらの影響を考えると、ダイエットは中学生にとっては必要のないことと言えるのではないでしょうか。

まとめ

ここまで、中学生の食事において、必要な栄養素やエネルギー量、ダイエットが子供の成長に与える影響などについてご紹介してきました。

子供のダイエットは、脳にも体にも影響を与えてしまうものです。
中学生がいるご家庭では、お子様の食事に関する行動の変化など、ちょっとしたことでも気にかけてあげることが必要です。

中学生 男子

特に、極度に食事をしなくなったり、過食になってしまったりしている子にとっては、今後のお子様の身体にも影響を及ぼしてしまう可能性があるため、気配り目配りをしてあげると良いでしょう。

中学生を抱える家庭はいろいろ大変なこともありますが、温かい目で見守ることが大切と言えそうです。

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