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中学生の平均睡眠時間は?睡眠と勉強・身体との関係

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スマートフォンやタブレット、ゲーム機などの端末の進化により多くの家庭でインターネット環境が整い、家にいながら世界中の人と交信が出来たり、ゲームによる交流が出来たりする時代になっています。

そんな時代背景もあり、昨今の中学生や高校生は、外で遊ぶことよりも、家にいながら通信対戦を友人と行い、インターネット電話で話しながら協力プレイなどでネットゲームを楽しんでいる子が多いようです。

親御様のなかには、夜遅くまでスマホやゲームをすることで、お子様の睡眠時間に影響を及ぼしていることに危惧している方も少なくないでしょう。

ここでは、中学生の平均的な睡眠時間と、睡眠が勉強や身体に与える影響や関係性についてご紹介していきます。

中学生 睡眠時間

中学生の平均睡眠時間について

内閣府の資料によると、中学生の平均時間は8.5時間ほどとなっており、平成18年のころから比べ、あまり平均睡眠時間は変わっていないように考えられます。
起床時間は6時38分、就寝時間は22時24分が10~14歳の平均となっております。

一般的に、睡眠時間には個人差があり、あまり寝なくても大丈夫という子もいれば、8時間以上寝ないと眠くて仕方がないという子もいます。

それでも中学生の平均睡眠時間は8.5時間となっているため、その平均時間を基準と考えて、お子様がどれくらいの睡眠時間をとっているか比較してみると良いでしょう。

平均睡眠時間

お子様の部屋が別にあり、寝ているかどうか確認できない場合もあると思いますが、明らかに睡眠不足が疑われる場合や、いつも眠そうにしている場合には、しっかりと本人にも確認を取りましょう。叱るのではなく、改善しなければ心身ともに悪影響を及ぼすと伝えることが必要です。

参考までに、NHKのデータによりますと、2010年時点での平均睡眠時間は以下のようになっています。

  男性 女性
10代 7:36 7:38
20代 7:18 7:24
30代 7:11 7:00
40代 6:43 6:28
50代 6:58 6:45
60代 7:26 7:09
70代以上 8:07 7:46

睡眠時間は人によって異なる

前述しましたが、睡眠時間は人によって異なります。
そのため、平均的な睡眠時間は指標になるようでならない場合もあります。

一般的に、睡眠時間は以下の3つが影響していると言われています。

必要睡眠量

これは、体質で決定されている睡眠量で、個人ごとに必要とされている睡眠時間の量が異なるという部分です。

ライフスタイルごとの睡眠需要

部活

生活習慣がどのようなものになっているかによって、必要とする睡眠量が異なります。
例えば、汗水流して働いている時期と、仕事をしなくなった時期とでは睡眠量の需要が変化します。

そのため、体質だけではなく、生活習慣そのものが睡眠の需要を変化させることにつながっています。

睡眠不足に耐える力

睡眠不足に耐える力が強い人は、睡眠時間が足りていなくても寝不足を感じず、うっかり寝入ってしまうことがあまりない人です。

夜型の人に多いと言われており、夜更かししても朝強い人は、睡眠不足に耐える力が強い可能性があります。

このように、睡眠時間は人によって異なり、その要因はいくつかありますが、中学生の時にも個人差があることを知っておきましょう。

睡眠の役割

睡眠時間に「共通してベストな時間」は存在しません。
それは、前述したように個人差があるからです。

個人ごとにベストな睡眠時間は異なり、それぞれ必要とする睡眠時間があります。
逆に、必要な睡眠時間という点でみると、あまりにも短い睡眠時間は、いくら個人差があるといっても健康上良いとは言えないでしょう。

睡眠 役割

それは、睡眠は成長においてとても重要な役割を持っているからです。
睡眠がもたらす効果は以下の点が挙げられます。

  • 疲労回復
  • 肥満防止
  • ストレス解消
  • ホルモンバランスを整える
  • 記憶の定着

などです。
これらは老若男女問わずに必要なもので、疲れが取れにくかったり、体の調子が悪かったりする原因は睡眠にあったりします。

中学生の時には特に成長期となるため、必要な睡眠時間が確保できていないと、疲労回復やホルモンバランスに悪影響を与えるほか、脳などにも影響を及ぼすと言われています。

勉強と睡眠について

中学生 睡眠

睡眠が脳に与える効果として、記憶の定着という部分があります。
人は、睡眠をとっている間、日中記憶したものを定着させようと記憶を整理しています。

睡眠時間が短いと、この脳への定着という部分にも影響を与えると言われています。

また、睡眠中は疲労回復する効果もあるため、睡眠時間が短いと、脳の疲労回復にも影響を与えます。

このような点から、睡眠時間が短いことで、脳や勉強に良い影響を与えることはなく、逆に悪い影響を与えてしまうことが分かっています。

身体と睡眠について

中学生 スマホ

睡眠は脳に影響があることが分かりましたが、身体にももちろん影響を与えています。

睡眠時間が短いと、疲労回復が満足にできず、身体がだるくなったり疲れがとれなかったりすることで、勉強にも集中することが出来なくなってしまいます。

また、睡眠時間という量の問題だけではなく、寝る前にスマホやパソコンを長時間見たりするなどを続けると、脳が活発に活動し、良い睡眠を得られないということもあります。

睡眠時間は中学生にとってとても大事なものです。
しっかりと睡眠時間や質の良い睡眠を確保できるようにしましょう。

まとめ

中学生 睡眠時間

ここまで、中学生の平均的な睡眠時間や、睡眠が勉強や身体に与える影響などについてご紹介してきました。

睡眠時間が短いことは、身体だけではなく脳にも影響を及ぼします。
その結果、勉強はもちろんのこと、成長過程において良い影響を与えないことが分かりました。

お子様の機嫌を考えながらしつけをしていくことも最近では多くなってきています。が、心を鬼にして、睡眠時間の確保や、それに伴うスマホやゲームの制限について助言することも大切ではないでしょうか。

正解というものはないかもしれませんが、それぞれの家庭で、お子様の睡眠時間について見直してみることも必要でしょう。

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